俺の同僚の「祐次」が10歳も若い嫁「祐美」をもらった。
俺達3人は元々同じ会社(課は違ってたけど)だったんで、顔見知りだったし、たま~に飲みにも行く仲だった。
ある時、最初は俺達3人も含め他大勢で飲んでて、別グループに分かれ2次会に行ったら、祐美が俺と同じグループの2次会に来ており、祐次は別グループで飲んでいるとの事。
いい時間にもなってきたので、2次会はお開きに。
ところが、祐美がなかなか帰ろうとしない。
俺と祐次夫婦の家は同じ方向だったので一緒に帰ってたんだが、話をしているうちにどうやら喧嘩している最中との事。
通りで別行動するわけだ。
もう1軒行きたいなんて言われたけど、時間も遅いし明日も仕事だったから、
「仲直りして寝ろ、仲直りできなかったら次回愚痴聞いてやる」
って約束して、その日は帰らせた。
数日後、祐美から
「この前の約束果たしてほしい、一緒に飲みに行こう」
とメールが来た。
どうやら、まだ仲直りしていないようだった。
祐次は職場の連中で飲みに行く日がヒマだから、同じ日に行く事に。
この時はぜ~んぜんスケベな事考えていなかったんですけど。
ところが2人で飲んでいると、普段はダンナの目もあってハジケタ飲みをしないような祐美が、みょ~に慣れ慣れしい口調で、ボディタッチまでしてくる。
そんな状態で飲みながら話しているうち、話題は夜の生活の方に。
俺は先に結婚してたんで、
「こんな風に飲んでばっかだから、ほとんどレスだ」
なんて喋ったら、祐美も
「付き合ってる時は、たま~にあったけど、結婚してからほとんどレス!」
「いつヤったか憶えてないし」
と。
まぁこれが喧嘩の原因ではないとの事だが。
店を出た帰り道、祐美が
「岡部(俺)さんてさぁ、浮気した事ある?奥さん怖くてできないでしょう」
なんて言うんで
「おまえこそ、できねぇくせして」
なんて言いながらジャレ合ってたら、道端に祐美が座り込んでしまった。
「おい、帰るぞ~」
などと言ってもシカト。
顔覗き込んでたら
「怖くないよぉ、試してもいいよ」
って言うんで、そのままキスしてしまった俺達。