私が行っていた中学校は、部活に入部する事が義務付けられていました。
最初、どの部に入るか迷いましたが、憧れの気持ちでテニス部に入部しました。
でも、それが大きな過ちだったのです。
実際に入部してみますと、華やかなイメージとは裏腹に、練習がかなりハードでした。
それだけでしたら、まだ良かったのですが、入部して後悔した一番の理由は、この女子テニス部の顧問(男性)が酷い教師だったからです。
部活の練習中は、顧問に胸やお尻を触られるのは日常茶飯事で、練習でミスをしたり試合に負ければ、顧問に頬を思いっきりビンタされて、
「何やってんだ!」
「やる気あるのか!」
「さっさと死ね!」
「この役立たずの糞ったれが!」
などの罵声を浴びせられていました。
テニスボールやラケットを思いっきり投げ付けられたり、お腹やお尻を思いっきり蹴られた事もありました。
こんなテニス部に在籍していて一番嫌な思いをしたのは、私が3年生になって間もない頃でした。
その日の練習が終了すると、私たち3年生だけが残されました。
私たちが制服に着替えた後、顧問に空き教室らしき部屋に連れて行かれました。
そこは、大き目の鏡が1枚置かれているだけの殺風景な部屋でした。
顧問に指示で、私たち女子テニス部の3年生全員が入室すると、顧問は「試合前に緊張するといけないから、全員この場で全裸になって、一人ずつ鏡の前で『私は綺麗です!』を大声で10回言え!」と、とんでもない事を私たちに強要してきたのです。
もちろん拒否したかったのですが、顧問に暴力を振るわれるのが怖かったので、とても拒否できませんでした。
そのため、みんな仕方なく脱ぎ始めました。
「顧問の暴力を受けるよりはマシ」と心の中で自分に言い聞かせて全裸になりましたが、異性である顧問に裸を見られるのが耐えられなくて、みんな、胸と股間を隠しましたら、「馬鹿野郎!隠したら意味がないだろ!」と顧問に怒鳴られて、一人ずつ頬をビンタされてしまいました。
これ以上隠せば、顧問に何されるか分かりませんでしたので、みんな、顧問の視線に耐えながら両手をどかしましたら、「隠すほどの物でもねぇだろ」と顧問に皮肉られてしまいました。
下着まで脱がされた上に裸を馬鹿にされてしまい、悔しくて泣きたい気分でした。
そして一人ずつ全裸で鏡の前に立たされ、「リラックスさせてやる」と顧問に胸とお尻を揉まれてから、「私は綺麗です!」を大きな声で10回も言わされました。
ちゃんと声が出ていないと、「声が小さい!最初からやり直せ!」と顧問にお尻を思いっきり蹴られて、1から言い直しでした。
全員が言い終わって、顧問が「服を着て帰っていいぞ」と言って出て行った後、みんな泣き出してしまいました。
もちろん、こんな事で試合前に緊張しないハズはありませんでした。
このスケベな顧問から受けた、あの時の辱めは、今でも忘れられません。