私は当時、中学校の教師をしていた。
学校での位置づけは“地味な冴えない教師”というところ。
誰から見ても目立たない普通のサラリーマン教師を演じていたが、私には秘密の性癖があった。
一言で言えば、私は“少女に興奮を覚える性癖”があった。
担当科目は古典で、受け持ちクラスを持つ担任教師、学年主任をしたこともある。
そんな私が顧問をしている部活は女子水泳部だった。
他の学校は男女合わせて一部というのが普通だが、うちの学校は生徒数が比較的多かったので一つの部活動を男女に分けてある部活も多かった。
部員数30人ほどの我が女子水泳部、可愛い子ばかりという訳にはいかなかったが、それなりに粒が揃ったバラエティに富んだ部員が多かった。
何よりも少女特有の無防備さ全開という雰囲気が特別な性癖を持つ私には堪らなかった。
当時、各中学校では自前のプールを持っているところはまだ少なかった。
うちの学校にも専用のプールなどは無かったので、部活動には近所の市営プールを使っていた。