【体験談・小説】托卵を依頼された相手はまさかの・・・12(急展開1)

【体験談・小説】托卵を依頼された相手はまさかの・・・12(急展開1)
翌日、課長は一度自宅に寄って着替えてから出社する、とのことで、食事をとらずに早く家を出ていきました。残された私は、つい寝なおしてしまい、逆に遅刻ぎりぎりで出社すると、キリッとした姿の課長がいました。「おはようございます、課長」#ブルー「宮崎くん、おはよう。今日はギリギリだったのね。めずらしいね」#ピンク「ヘンな時間に起きちゃって、寝なおしちゃったもので」#ブルー「間に合ったから大丈夫だけど、寝直しは危ないから気を付けてね」#ピンクぽん、と肩を叩かれたので課長を見ると、にっこり笑ってくれました。この笑顔を見るだけで、今週も頑張れそうな気がします。その日の業務を黙々とこなしていると、部長が入ってきて、課長のところに来ました。「藤原くん、隣の課で、現場に入ってる例のチームなんだが、若いやつが1人ケガで入院したらしくてな。もちろん仕事外の事故での怪我なんだが、向こうの課は佳境のプロジェクトが多くて、代わりに割ける人員がいないんだ。悪いんだけど、こっちの課で、誰か、助っ人に行ける人はいないかな?」
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