
ピンポーン…玄関のチャイムが鳴りドアを開けるとそこに恵美が立っていた。
「やぁよく来たね!待っていたよ」
大きなボストンバッグを持っている恵美の後ろには娘の昌代が立っていた。
恵美は32歳の人妻で半年前からメールを続けていた。
恵美の娘の昌代は14歳の中学2年生だった。
恵美は旦那と長く別居していた。
そしてつい最近離婚して家を出たのだが実家に帰ることができずに困っていた。
それで親父が単身赴任で留守の俺のマンションにアパートと仕事が見つかるまで住むことになっていた。
「遠慮しなくていいよ!」
俺は二人を中へ入れるとソファに案内した。
そして
「大変だったね…でもよく来てくれたね嬉しいよ」
俺は恵美の横に座り手を握り締めた。